2024.06.11
顧問弁護士がいない会社が直面する5つのリスクとその対策
企業運営において、法務リスクの管理は欠かせない要素です。しかし、多くの中小企業やスタートアップは、顧問弁護士を持たないことが多いです。月払いの契約が経済的にハードルが高いと感じる企業も少なくありません。顧問弁護士がいないことでどのような不都合が生じやすいのか、そのリスクと対策について解説します。
法的リスクの未然防止が難しい
事例: 従業員とのトラブルが発生し、適切な対応ができずに訴訟に発展するリスクが散見されます。
対策: 労務トラブルの早期解決には、労働法に精通した顧問弁護士のサポートが必要です。
コンプライアンス違反のリスク
事例: 業界の規制や法改正に対応できず、罰則やペナルティを受ける可能性。
対策: 顧問弁護士は最新の法規制情報を提供し、コンプライアンス遵守をサポートします。
企業防衛の脆弱性
事例: 突然の訴訟やクレームに対処できず、企業の信用を失うリスク。
対策: 顧問弁護士は緊急時に迅速な対応を行い、企業防衛を強化します。
取引先との交渉力の低下
事例: 重要な取引交渉において法的アドバイスが不足し、不利な条件を受け入れるリスク。
対策: 顧問弁護士は交渉の際に法的助言を提供し、企業の利益を守ります。
顧問契約ではなくスポットでまずは
弁護士のお試しも選択肢としてあり
顧問弁護士がいないことによるリスクは多岐にわたります。法務リスクの管理は企業運営において非常に重要であり、顧問弁護士を持つことでこれらのリスクを効果的に軽減できます。顧問弁護士の導入を検討することで、企業はより安全かつ効率的に成長を続けることができるでしょう。
その一方で、定期的な顧問契約が負担となり難しい場合でも、スポット契約や部分的な法務チェックなど、経済的負担を軽減する方法もあります。弁護士の顧問契約をされていない企業様は、ぜひ一度高瀬総合法律事務所に相談し、自社に最適な法務サポートを検討してみてください。