2024.10.22
解決事例:従業員が共謀して使込んだ横領金を取り戻した事例
会社の業績は好調でしたが、決算書で使途がない項目の費用が膨らみ、会社へ報告している金額と顧客に請求している金額が違うことから不審に思った経営者が社内経理に問い詰めたところこの経理担当者の着服が発覚しました。
経理が使い込んだお金は、顧客に水増し請求して差額分を着服することで得ていたことが分かりました。取締役が経理にキックバック(見返り)を与えることを条件に指示してお金を引き出させ、共謀していたことも明らかとなりました。
着服事件は初期対応が肝心となります。会社の資金が不自然に減っている、経理の報告に不明瞭な点がある、または従業員が不正な行為をしているかもしれないと感じたら、着服の疑いを感じたら、まずは弁護士にご相談下さい。